| :47 世界ッ要綱と欧米諸国の対策、ファシズム国家の侵略性を理解する。 【1】大恐慌の発生 ①1929年10月24日(木)、ニューヨーク株式市場で株価の大暴落。 原因:過剰生産と投機ブーム(1920年大の米国は異常な株式ブーム)原稿・企業倒産、多数の破綻者、大量の失業者、農民の困窮を招く。 ②アメリカ貿易縮小、他国から資本の引き上げ、全資本主義諸国に波及。...世界恐慌となる。 【2】アメリカの対策 ①1933年民主党のフランクリン=ルーズベルトが大統領就任。ニューディール政策を展開 ②政策内容:政府が生産や価格・賃金など経済活動に介入。 政策の基本:救済・復興・改革を目標とする。(=3R政策) ③NIRA(全国農業復興法) =各企業が生産を規制し、物価の安定を図り、企業の力を回復させる。ニューディールの最重要法。 ④AAA(農業調整法) =農産物の過剰生産を抑える。 ⑤TVA(テネシー側流域開発公社) =多目的ダムの建設という大規模な故郷投資で雇用の創出を図る。 ⑥ワグナー法 =労働者の団結権・団体交渉権を確立する。 ⑦前輪外交を通じて貿易の拡大を図る。 【3】英仏の対策 ①イギリス:マクドナルド挙国一致内閣(自由党・保守党)はブロック経済政策を採用。(=植民地や勢力圏を時刻の市場として確保することで恐慌の圧力を和らげる)関税で英連邦を自衛するオタワ会議を開催。 ②フランス:1936~37年ブルム人民戦線内閣(社会党・急進社会党の連立内閣)週40時間労働制、有給休暇制、団体協約などを推進したが、経済危機を克服できず退陣した。政治ッ的不安定で成果なし。 【4】ドイツのナチス政権 ①大戦後、多額の賠償金と世界恐慌の波で工業生産が減退。失業者増大。(480万26,3%)ナチス(国家社会主義ドイツ労働者党) スローガン=ヴェルサイユ体制の破壊、ユダヤ人の排斥、植民地の再分配、巨大企業の国有化 ②ヴァイマイル共和国の対応は不十分で、一部は共産党へ、多くはヒトラーの率いるナチスが議席を増やす。 ③同じく議席を増した、共産党への脅威から、大資本家と軍部もナチスを支持する。1932年選挙で第一党に躍進した。 ④1933年ヒトラー首相に就任。 全権委任法を成立させ(政府に立法権を与える法案)、ナチス以外の政党を解散させ一党独裁体制を確立した。1934年ヒトラーは相当に就任し、国家元首となる。 ⑤ヒトラーは公共事業と軍部産業で経済を回復させ、失業者は激減。 ⑥ヒトラーはゲルマン民族の優秀性を説きユダヤ人を迫害した。 ⑦外交、旧領土の回復と東欧への領土拡張が目標。 ⑧1933年軍備平等権が認められないのを不満として、国際連盟を脱退した。35年には住民投票で、ザール地方を併合し、再軍備を宣言し、徴兵制を復活した。さらに英独海軍協定を虫日ドイツの軍備増強を認めさせた。また仏がソ連と相互援助条約を結んだことを理由に、1936年ロカルノ条約を破棄、ラインラント(非武装)に侵攻した。 【5】イタリア ①世界恐慌で国民ん経済のゆきづまりを対外侵略によって、打開しようと1935年ムッソリーニ政権はエチオピアへ侵略し、翌年併合する。国際連盟は経済制裁を加えるが、被害は好くない。 ②1936年ドイツとイタリアの間に、ベルリン=ローマ枢軸成立。 ③1937年11月、ドイツ・日本・イタリアの三国は防共協定を結ぶ(ソヴィエトや急お産主義を敵視して)。イタリアは国際連盟を1937年に脱退。 【6】人民戦線 ①社会党と旧尾三党などの左派、勢力が連携し、仏とスペインで反ファシズム統一戦線の人民戦線内閣誕生。 ②スペインでは1931年ブルボン朝が倒れ共和制が成立、左右の対立が激化し、1936年左派勢力のアサーニャを首班とする人民戦線内閣成立。 ③右派の反対:フランコし将軍の反乱、独伊はフランコを支持、39年フランコ勝利。 |