ロンドン非名所案内

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 ロンドン非名所案内の第3弾は、かのカール・マルクスも毎日通ってお勉強して『資本論』を書いたという大英図書館です。



 現在の大英図書館(British Library)は1998年に現在の土地に新しい建物と共に改装オープンしたものです(写真左)。場所はセント・パンクラス・インターナショナル駅のすぐ隣。と言うわけでロンドン大学でお昼食べてから歩いていったわけです。



 実に堂々たる建物(写真中)で、中もスタイリッシュな構造です。受付で登録の仕方を聞き、まずは服やかばんなどを預け、必要な資料だけを持って登録所へ上がる。住所の入った写真付きの身分証明書が必要と言うことで、日本のパスポートだけでは住所が書き込まれていないのでダメ。国際免許証に住所が書いてあるのでそれを足せばよいかと確認したらOKでした。



 そこから先がイギリス名物「行列(Queque、キューと読む)」の世界。登録所の入り口で登録に必要な身分証明書が揃っているか確認し、それから登録のためのパソコンが空くまでまた行列。

 ようやく私の番が回ってきて、登録を進める。途中に「人種・民族欄」というのがあって、インド人・中国人はあるが日本人はない。えーっとと読みながら「その他のアジア人」というのを選べばよいのだと分かってそれを選ぶ。ふだんからパソコン使い慣れているアジア人のせいか、意外と簡単に登録が済み、登録番号が表示され、それが呼ばれるまで待てと言うことになる。



 今度は登録番号が呼ばれるまで椅子に座って「行列」。ようやく自分の番がやってきて、パスポートと国際運転免許証で本人確認を済ませ、私の目的が「歴史」だと分かると「人文1」の部屋に行くように指示された。これで登録終了で、1年間有効である。



 ここまでにかかった時間、およそ30分。



 リフトで人文1の部屋があるところへ行き、借り方について聞くと、置いてあるパソコンから注文するようにと説明される。もう3時を過ぎているので、ロンドン大学でもらってきた図書館史料のコピーを片手に、検索をして求める本を出す。とりあえず2冊借り出すことにした。

 「本の借り出し済んだのだけれど」と係の人に言ったら、「約1時間で出てきます。適当な椅子で待っていて下さい」と言われて、ちょうど眠たい時間でもあるので空いている椅子を探して居眠りしながら1時間過ごす。

 4時半近くなり、ちょうど1時間経ったのでと借り出し場所に行ったら、「あれ、借り出しがされてませんね」と言われ、係員が付いてきてもう一度借り出し機の操作をする。途中までは私がやったのと同じだったのだが、出てきた本を「借り出し」というボタンを押さないと借り出し手続きが完了しないのだった。「実は午後4時で今日の借り出しは終了しています。だから明日朝9時半の開館の時に今注文した本は出てくるのです。済みません」と言われたのだが、ちょうど疲れてホテルに戻りたい状態だったので、かえって仕事をこれ以上しなくて済んで良かった。390番のバスでホテル近くまで直行出来るのが分かっていたので、バスの方が90ペンス(牡蠣札利用の場合、現金だと2ポンド)と安いし、町の様子も眺めながら行けるので利用することにした。2階の一番前のシートを占領し、街を見ながらホテルへと戻る。途中に中国正月の飾り付けがあったので、写真撮影(写真右)をした。無事にホテル近くのバス停で降り、夕食をテイクアウトしてホテルの部屋で食べる。



 翌朝、再びネットカフェで1時間過ごした後、390番バスで出かけ、9時40分頃に大英図書館に到着。今度は無事に本が用意されていた。

 『ナチスと学生』『ドイツとイタリアのファシズムの違い』『ナチス時代の思い出』と言った本のポイントとなりそうなところを読み、お昼頃まで過ごしたら疲れが出てきたので、今日はこれまでにして、本格調査(6月頃)に続きをやることにしてバスでホテルへと戻った。再び2階の一番前に座って行ったのだが、降りるべきバス停を通り過ぎ、終点ノッティンガム・ヒル・ゲートに着いてしまう。幸いにして15分ほど歩くと戻るので歩き、ハイド・パークの中を少々うろうろして、戻った。

 繁華街の中にある中華料理屋に入り、お昼の定食を食べた。5.45ポンド(税・サ込み)、これはまあまあいける食事だった。アジア料理を食べたのはこの旅でここ1回だけだったのは、この後私がずっとイギリスの田舎を回ったからである。



 今日は週末(金曜日)で都心のホテルは満室、明日の飛行機はヒースロー6時40分発(でも時差ボケしているから特に早いという感覚ではない)ので、ヒースロー近くの1泊39ポンドのアイビス・ホテル(Ibis Hotelと書き、本家フランスではイビス・ホテルと呼ぶ。日本の東○インみたいな安いビジネス・ホテルのチェーン)に移る。ヒースローまでまたまたおんぼろ地下鉄を乗り継いで移動し、地下鉄駅上のバスターミナルから「アイビス・ホテルまで」と言うとただで市内バスに乗れる仕組み(牡蠣札を出さなくて良い)。バス停はホテル近くにあり、見た目は近くのシェラトンに負けないが、中身は愕然とするほど劣るアイビスに「どうせ寝るだけだし」と泊まった。夕食は隣のボーリング場にあるマクドナルドでハンバーガー(79ペンス)だけ買って、部屋に用意された紅茶と一緒に食べた。

 すると早々に眠くなったので、お休みして明日に備えることにした。



 と言うことで第3弾は終わり。第4弾は出来たばかりの新しいユーロスターの始発駅、セント・パンクラス・インターナショナル駅の予定です。




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このページは、scottが2008年3月13日 10:57に書いたブログ記事です。

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